一昨年より試乗用に製作した板を様々なレベルの方に乗って頂く機会があり、様々なご意見を頂いております。
試乗用の板は「分かり易いように」といったことと「反応を見てみたい」といった思いがあり、極端にボリュームを落としたり、極端にボリュームを出したり等かなり偏った仕様にしているのですが、人それぞれのインプレッションがあり、かなり参考になっています。
ボリュームマックスのフィッシュに乗ってみて頂いた場合、普段バリバリのショートボードに乗っている方からは「レイルが入らないし、動きがもっさりしている」といった意見を頂き、かたや普段ボリュームのあるオルタナ系の板に乗っている方からは「長さの割にはパドルが楽でテイクオフ早いし、板が走る」といった意見。
逆にボリュームを落とした同サイズのフィッシュでは、バリバリのショートボードに乗っている方達には調子が良く、普段ボリュームのあるオルタナ系に乗っている方達には凄く乗り難いといった感じ。
そのため、オリジナルサーフボードをカスタムオーダー頂く際には、板の製作に取り掛かる前に一緒に波乗りして技量や乗り方などを確認させて頂いたり、一緒に波乗りすることが困難な場合にはしっかりディスカッションしたりして、ボリュームバランスやロッカーなどを調整し、乗り手に合ったシェイプを心掛けております。
興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ来月の試乗会でロンディネ・サーフボード に乗ってみて下さいませ。
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