一昨日
昨日
昨日、一昨日、お休みを頂き波乗りに行って参りました。
両日とも茨城大貫4Beacheさんで過ごしたのですが、ここのところダンパー地形が続いており、波のサイズはあるものの乗るに乗れない波ばかりで少々フラストレーションが溜まってしまいました。
一昨日は、波のサイズ腹から胸位。朝から北寄りの風が吹いて面が若干乱れている中、ビンテージ・リック9'4"UFOにて入水。こちらのリック・UFOは、ダベンポート・サーフボードのアダムさんがデータ採りの為に所有していたオリジナルを譲って頂いたもの。1960年代にリック・ストーナーの手によって作られた板になりますので、製作から既に50年以上経過しております。
所々リペア痕が見られますが、50年以上経過していてもまだまだ現役。変色は有るもののグラスの劣化は殆ど無く、当時使用されていたイソフタリックレジンが大いに役に立っているようです。因みにダベンポート・サーフボードでは60年代使用されていたレジン、イソフタリックレジンを今でも使用しています。
乗った感じはSデッキでノーズロッカーが有り、そこそこ深めのノーズコンケイブだからか然程速さは感じず、またテイルキックがあまり無いからか、ターンの反応がやや鈍かった印象。波が厚めといったこともあり、もう少し掘れる波であれば、違った印象になるのかも知れません。コンディションの良い時に再び使用してみます。
午前中はリック・UFOのみを使用し、午後はダベンポート・タツオ・スペシャルを使用。しかし、入水した頃には更に北寄りの風が強くなってしまい、面がガタガタに・・・。午後3時頃海から上がって、その日の波乗りを終了致しました。
リック・UFOとタツオ・スペシャルを並べ「60'sテイストをしっかり残し、尚且つ乗り易くする為にロッカーやらボリュームバランス、レイルに改良を加える等、トラディショナルロングボードも、しっかり進化しているんだな」と、しみじみ感じた次第です。
そして昨日は、風がストレートオフショアになって面ツル。波のサイズもアップし、頭前後に。が、しかし、相変わらず切れ目が見つけられない状況・・・。「これ入っても乗れないよね・・・」と思いながらもウェットスーツに着替え、ビシャビシャのブーツ、グローブ、ヘッドキャップを装着し、ヘイデンシェイプス・5'6"ヒプトクリプトを手に入水致しました。(ウェットスーツはアックスクラシックのプレミアムブラックの為、すっかり乾いておりました)
たまーにトライフィンに乗ってみたくなってしまうこともあり、ヒプトクリプトをチョイスしたのですが、EPSの板に殆ど乗ったことが無いこともあり勝手が分からず、ここのところ少々苦戦しております。PUよりも軽く、フレックスが独特だからか、未だ板を上手くコントロール出来ていないのです。
そんな中、昨日は「今日こそは板を走らせる!」との意気込みを胸に臨んだからか、ようやく少しだけ手応えを感じる事が出来ました。PUの板と比べるとフワフワした感じで、水の上を走る抵抗をあまり感じないような気がします。僕にとって全く新しい感覚。今年の台風シーズンに安心して使えるよう、それまでにしっかり修行したいと思っております。
シースワローは、ヘイデンシェイプス 正規ディーラーでもあります。興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。