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SIX SENSE

  • 執筆者の写真: seaswallow
    seaswallow
  • 13 時間前
  • 読了時間: 3分

モータースポーツが好きな方がいらっしゃるかどうか分かりませんが、今日は、サーフィンとは全く関係ないような内容になります。


もともとモータースポーツが好きで、その中でも特にフォーミュラカーレースが好きなので、F1が開催されればYouTubeにてハイライト映像などをチェックしているのですが、最近、見る度に落胆してしまいます。


なぜかと申しますと日本人で唯一F1に参戦している角田裕毅選手の調子が悪いから。

シーズン途中でチーム変わってから不調なので、チーム内で何かあるのではないかと勘繰ってしまいます。


「レーシングドライバーは座席に座って運転しているだけだから楽」なんて思われる方も結構いらっしゃるかと思いますが、車を限界域でコントロールし1/1000秒を争う過酷な世界。


フォーミュラカー最高峰のF1ではコーナーリング時、ドライバーには最大6Gくらい(ドライバー体重の6倍)掛かります。

Gを体験したことない方には分かり難いかと思われますが、Gに耐えるには非常に高い筋力と体力が必要になり、Gに耐えながらも1時間半前後正確に車をコントロールしなければなりません。


限界域でのコーナーリング時にはタイヤのグリップ感に全神経を集中し、微妙に滑りを修正しながら最速でコーナーを抜けられるよう走り、コーナーリング中は息をするのも忘れるくらいゾーンに入り、普段以上に車の微細な挙動の変化を逃さず感じられなければいけません。


「乗ったことも無いくせに何言ってんだ」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。


僕は、サーフィンを始める前、10代後半から20代前半にかけてレーシングドライバーになるべくレースに参戦しており、初めは普通乗用車で走り、その後レーシングカートから当時のフォーミュラカーカテゴリー最底辺のFJ1600で走っておりました。


F1と比べたら山手線と新幹線くらい違いますが。

当時のFJ1600の最高速度は200km/hちょっとくらい。(ストレートの長さにもよる)

コーナーリング時のGは最大でも4Gくらいです。


ドライバー兼メカニックだったので、エンジン&ミッションオーバーホール以外は全て自分の手でメンテナンス。

足回りやキャブレータのセッティングしたり、クラッシュすれば直したりなどなど。

自分で全てやるドライバーは僕だけだったように思います。


結果が出なかったと共にお金が続かず夢半ばで諦めましたが、微細な挙動の変化が分かり、限界域でそこそこ車をコントロールすることが出来ていました。

当時は、現在よりも首が二回り位太く、動体視力も高かった。


サーフィンとは全く関係ないように見えて、レース経験で培った感覚はサーフィンや現在のサーフボード作りにとても役立っているのです。

 
 
 

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