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グラスオン

  • 執筆者の写真: seaswallow
    seaswallow
  • 11 分前
  • 読了時間: 2分
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2025/12/25/お昼ごろ


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今日、鉾田辺りは朝から霧に包まれており、ある意味ホワイトクリスマスとなっております。


波はあるのですが、霧で視界が悪く流されたらホワイトアウト間違いなしかと思いますので、テストせずに作業に集中。作業が捗っており、今週末には作業中の板すべてお客様へお渡し出来るかと思います。


そして製作中の9'0"クラシックピッグは、朝イチでフィンを固定し午後イチにグラスが終わりました。フィンのベース幅広く面積も大きい為、なかなか上手くグラス出来ませんでした。フィンベース後方に取り除き切れなかったエアバブルがありますので、ホットコート後にサンディングしてからエアバブル部分をリペアしたいと思います。


フィンをグラスオンする際には、まずフィンをレジンで仮固定。

レジンが硬化し、しっかり固定出来たら束ねてレジンに浸したロービングをフィンベースに盛ってから、フィンよりひと回り大きいガラスクロスでフィンベース&フィン全体を覆います。ガラスクロスでフィン全体を覆った状態が上の写真。


ある程度硬化するまでベース部分の形を整えながらエアバブルを取り除くのですが、硬化するまで手を動かし続けなければならないのです。もし、硬化中に手を止めてしまったら、ベースに盛ったロービングが落ちてしまい綺麗なRが形成出来ないばかりか、真っ平らになってしまいますので、強度が無くなってフィンを支えられなくなってしまいます。


グラスオンするフィンが多くなるとフィンの数だけ手間が増える訳で、聞いたところによるとカリフォルニアのサーフボードレーベルではグラスオンフィン仕様のオプション価格もかなり上がってしまっているようで、FCSやFUTUREなどのフィンシステム仕様が多くなっているようです。

 
 
 

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