CARE
- seaswallow
- 3 日前
- 読了時間: 3分

今日は久しぶりに晴れ間が見られ、北東風が激しく吹いているものの室内で作業している分には暖かく過ごし易い一日。作業が順調に進み、予定通り明日からテストボードの製作に取り掛かれそうです。
鉾田辺りの海は、強い北東風に加え低気圧からのウネリも入っているようでクローズ。
しかし、明朝には風向きが変わる予想となっておりますので、なんとか出来るかと思われる大貫にてテスト出来ればと思っております。
話しは変わりますが、先日、サーフショップの方と最近の動向などを話したのですが、ここ最近ではサーフボードリペアに注力しているようで「板作りだけじゃなく、リペアもどんどんやった方がいいよ」とアドバイスを頂きました。
サーフボードが高額になってきているからなのかどうなのか定かではありませんが、何処の地域でもリペアが増えているらしい・・・。
そんな訳で、サーフボードを長持ちさせるにはどうすればいいのかといった事を少々書かせて頂きます。
サーフィンしていればサーフボードが自分の身体に当たったり、何かに当たったりすることがあったりしますが「サーフボード当たったかな?」なんて時は、波待ち中に一応サーフボードを点検してみて下さい。
点検してみてガラスクロスまで達していない浅いヒビであれば、そのまま波乗りしても問題ないかと思いますが、明らかにガラスクロスが割れている(ヒビが白く中の繊維が見えている)場合には、すぐに海から上がり傷テープなどで応急処置を施して水の侵入を防いでから再び入水するか、しっかりリペアして下さいませ。
「傷小さいし、大して水入らないでしょ」なんて感じで、放ったらかしのまま入水しているとフォームが海水を吸ってしまい、のちのち剥離の原因になってしまいます。
フォームへの浸水の他には熱に気をつけて下さいませ。
35℃以上になることが珍しくなくなってきた日本の夏、そんな炎天下にサーフボードを放置してしまうと、最悪、剥離や捻れ(ツイスト)が起きたりします。
また、夏場の車内放置も同様に注意が必要です。
僕の場合、どうしても車内に板を積みっぱなしにする場合には、フロントガラスに日除けを設置し、指を突っ込めないくらい僅かに車の窓を開けています。
一見硬そうな板でも、高温によってレジンが緩んで板の重さによって捻れ、その状態で温度が下がると捻れたままの状態になります。
「そんなに簡単に捻れる訳ないだろ」なんて思われるかもですが、リペアに持ち込まれた際にリペアスタンドに乗せるとリペアスタンドの水平出しているのにも関わらず、板がガタついてしっかり乗らないなんて事がたまにあります。
長さのあるロングボードがほとんどです。
乗ってなんぼのサーフボード、このようにフォームへの浸水と熱を避けることで、長持ちさせることが出来ますので、なにとぞご注意くださいませ。
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