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BLANKS

  • 執筆者の写真: seaswallow
    seaswallow
  • 4月2日
  • 読了時間: 2分


本日は、ブランクスについて少々書かせて頂きます。


以前にも書かせて頂いたことがありますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ブランクスにはフォーム密度の種類があります。


フォーム密度が高いブランクスを使用した場合には重さがある代わりに凹み難く、フォーム密度が低いブランクスを使用した場合には軽い代わりに凹み易くなります。


多くのシェイパーはシェイパー自身が推奨するフォーム密度を使っており、指定出来ないかと思いますが、RONDINE SURFBOARDSではお客様の要望によってフォーム密度を変えて製作しております。


例えば「重めで丈夫なロングボードがいい」といった場合には、フォーム密度の高いクルーザーウェイトブランクを使用し、8oz + 6oz + 8ozクロスでラミネートしたり、「凹んでもいいから軽いフィッシュがいい」といった場合には、フォーム密度が低く軽い割には丈夫なCTウェイトブランクを使用し、4oz + 4oz + 4ozクロスでラミネートしたりなど。


その中でもお勧めしないのは「軽いブランクを使って重めのクロスでラミネート」。

「軽くしたいけれど、すぐにボコボコになるのは嫌だ」とのことで「軽いブランクを使って厚め(重め)のクロスでラミネートして欲しい」といった方が、たまにいらっしゃいますが、凹み易い軽いブランクに厚め(重め)のクロスを使っても、元が柔らかいので凹み易さは然程変わらないのです。


そういった場合にはストックウェイトブランクを使用し、クロスはデッキパッチなしでALL4ozか6oz + 4oz + 4oz or 6ozといった組み合わせをお勧めしております。


耐久性の他にはフォーム密度や使用するクロスの厚み(重さ)の違いでフレックス(柔軟性)なんかも微妙に変わってきたりしますので、体感できる方はあまりいらっしゃらないかもですが、微妙に乗り味が違ったりもします。


試乗用ボードはモデルによってブランクスのフォーム密度を使い分けているので、試乗の際には、フレックスや重さも感じて頂ければと思います。

 
 
 

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