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FIN BOX

  • 執筆者の写真: seaswallow
    seaswallow
  • 5月29日
  • 読了時間: 2分

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今朝、波が良さげでテスト向きのコンディションではありましたが、昨日受け取れなかった物を朝のうち運送会社が再配達に来てくれることになっていたのでテストはお預け・・・。

「昨日の千葉北じゃなくて今日の茨城だった」と少々後悔してしまいましたが、次はチャンスを逃さないようにしたいと思います。


そんな訳で朝から作業開始。

フィンボックスのリペアに取り掛かりました。


ここのところ、頻繁にフィンボックス破損の板が入庫致します。

FCSだった場合には全く対応できないため、連絡を頂いた時点でお断りさせて頂くのですが、FUTUREやロングボードのフィンボックスは対応可能です。


今お預かりしている板はリーフにヒットしてフィンボックスが陥没。

フィン周りのグラスが剥離していました。


フィンボックスはフォームに埋め込まれているので、大きな力や衝撃が加わってしまうとフォームの方がダメージを受けて凹んでしまいます。


フィンの真下からの衝撃であればフィンボックスは上側(デッキ側)に陥没し、横からの衝撃であれば横方向に凹みます。


ダメになったフィンボックスの抜き取りは、フィンボックス周りのグラスを慎重に削って取り除き、削り終えたら慎重にボックスに力を加え、少しずつ左右に動かしボックスを抜き取るのですが、フィンボックスを取り付ける際にはレジンを流し込み、しっかり固定されている為なかなか取れません。


取れないからと言って力を加えて無理くり取ろうとすると、ボックス周りのフォームがガタガタになってしまい、リペア範囲が大きくなるうえに見た目が悪くなってしまうのです。


このようにかなりの手間が掛かる作業なので、それなりにリペア代もかさんでしまう訳ですが、フィンが擦ってしまうような浅い所まで乗らないことでフィンボックスの破損は避けられるかと思いますので「欲張りません擦るまでは」を徹底して頂き、なにとぞお気をつけ下さいませ。

 
 
 

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