PLANER
- seaswallow
- 5月13日
- 読了時間: 3分


右:シェイパーズバレル 左:ブレード
以前にも書かせて頂きましたが、今日は使用しているプレーナーについて少々書かせて頂きます。
以前書かせて頂いたプレーナーに関するブログへのアクセスが頻繁にありますので、興味を持たれている方が結構いらっしゃるのかなと思います。
自分が所有しているパワープレーナーは
SKIL 676
SKIL 100
ACCURATE
ROCKWELL 653 VERSA
MAKITA KP0800
の5台。
この中で主に使用しているのはSKIL 676とMAKITA KP0800。
どちらのプレーナーもブレードからメンテナンスの楽なシェイパーズバレルに替えており、2台の使い方は軽量なMAKITA KP0800でアウトラインを整え、シェイプでは重さのあるSKIL 676を使用しています。
(ブレードの場合、使っているうちに切れが悪くなってくるので定期的に刃を研ぐ必要があります)
プレーナーは通常目盛りに合わせて固定出来るようになっていますが、MAKITA以外のプレーナーはフリーに動かせるよう簡単な改造をしています。
「何故にフリーに動かせるようにしているのか?」と申しますと、切削深さを自在に調整出来ることで、ロッカー調整やコンケイブ、レイルをシェイプし易くなり、プレーナーで殆どのシェイプを済ませることが出来るのです。
シェイプを始めたばかりの頃はビビってしまい、プレーナーを使うのはロッカー調整と皮剥きだけでしたが、今ではレイルの細かい調整などにも使うことが出来るようになり、シェイプが早くなりました。
他のプレーナーはSKIL 676のメンテナンスが必要な時に代わりとして使用するのがSKIL 100で、太いストリンガーのロングボードをシェイプする際にはROCKWELL 653 VERSA。
フォームを大量に削らなければならない時にはACCURATEといった感じで使い分けています。
この中で一番パワーが低いのがSKIL 676 5.5AでSKIL 100とACCURATEが7.5A、ROCKWELL 653 VERSAが10A。
出力が低いとストリンガーを削る時にモーターに負荷が掛かり回転が遅くなってしまいます。
SKIL 676、SKIL 100は販売終了からかなりの年数が経っており、数が少ない程度の良いUSEDだけではなく、程度の悪い物でも価格上昇傾向。
ROCKWELL 653 VERSAはSKILよりも一回り大きく、スパイラルカッターヘッドという特殊な形状の刃を使用している為、メンテナンスが難しくパーツも無いからか販売終了からかなりの年数経っている割にはSKILよりは安価。
ACCURATEはアメリカの釣具メーカー。
「何故にプレーナー???」と思われるかと思います。
グレッグ・ノール氏の息子ジェッド・ノール氏(ジェッド・ノール・サーフボード)が SKIL 100を誤って落として壊してしまった際、替えのパーツがなく、リールをアルミ削り出しで作ることが出来るACCURATEに相談したところ、SKIL 100に代わるプレーナーを作ることになったといった感じだったように思います。
現行で購入出来るプレーナーですが、円安と物価高(アメリカ)の影響で現在では25万円前後するかと思います。
使用しているシェイパーは、スキップ・フライ氏やジョシュ・ホール氏、ジェフ・マッカラム氏などなど。
HITACHI製のプレーナーをアメリカで改造した物を使っているシェイパーも多くいらっしゃいますが、こちらも円安&物価高(アメリカ)の影響で高価になっており、もう少し出せば程度の良いSKILを買えるくらいの価格。
軽くてコンパクトで使い勝手が良いので欲しいのですが、今あるラインナップで何とかなるので、体力が続く限り重いプレーナーで頑張りたいと思っています。
もし、シェイプしたくてSKILが欲しいと思っている方がいらっしゃいましたら、円相場にもよりますが、この先、価格が上がることはあっても下がることはないかと思いますので、早めにゲットして下さいませ。




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