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カモなのかも知れない

  • 執筆者の写真: seaswallow
    seaswallow
  • 11月5日
  • 読了時間: 2分

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現在作業中の板を「どうしたものか・・・」と思いながら眺めていて「日本人は、いいカモにされているな・・・」なんてことを思ってしまいました。


こちらの板をどなたからor何処から入手されたかは聞いておりませんが、お客様がカリフォルニアから個人輸入されたそうで、もともと全面ペイントされていたそうです。いかにも「塗りました」といった感じで見た目が良くなかったそうで、お客様自身の手でサンディングしてペイントを剥がしたそう。


デッキ側は剥離のリペアのためにフォームが入れ替えられ、シェイプ&グラスが綺麗に施されていたのですが、ボトム&レイルには凸凹や穴、ヒビを隠すために盛ったと思われるパテ箇所が何十箇所もあり、パテの上にクロスを乗せた形跡は無く、簡単にフォームに浸水してしまう状態。それらを隠す為のペイントだったことを容易に想像でき「レジェンドシェイパーのビンテージなどに有り難がってお金を払う日本人はいいカモなんだな」なんて思ってしまったのです。


以前、カリフォルニアから板を輸入していた時には、中古の板(主にトラディショナルロングボード)なども輸入したことがありますが、日本で使われて国内で出回っている中古に比べて程度の悪いものが多く「なんで程度が悪いのか?」というと、カリフォルニアでトラディショナルロングボードに乗っている方々の殆どはリーシュを使わないから。


リーフポイントで板を流してしまえば、石やら岩にぶつかって傷だらけになりますが、ヒビくらいなら気にせずリペアせずに使用し(なかには神経質な方もいるかも知れません)、どんどん浸水して剥離してからようやくリペアするとか乗り換えるといった感じなのです。


中には程度の良い中古もあったりしますが、海外からの中古の購入はあまりお勧めしないのであります。

 
 
 

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